「夫は同じ量を食べても太らないのに、私はすぐ体重に出る」「彼は少し走っただけで痩せるのに、私は何をしても変わらない」——そんな疑問を感じたことはありませんか? 実はそれ、気のせいではありません。男性と女性では、体の構造やホルモンの違いから、基礎代謝や脂肪の燃焼効率に大きな差があるのです。
本記事では、男女の代謝の違いを科学的にひも解きながら、それぞれに効果的な運動法をご紹介します。
まず、基礎代謝とは「何もしていなくても体が自然に消費するエネルギー」のこと。呼吸や体温維持、内臓の働きなどに使われるエネルギーで、全消費カロリーの約60~70%を占めます。
この基礎代謝量、同じ年齢・身長・体重でも男性の方が圧倒的に高いのが一般的です。その理由は主に以下の3つ。
具体的には、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、基礎代謝量の男女差は以下の通り:
その差は約360kcal、つまり茶碗1杯半のごはん分以上!
同じものを食べても、消費できるエネルギーにこれだけ差があれば、当然太り方にも違いが出てくるわけです。
男性は筋肉がつきやすく、筋トレや高強度の運動に向いています。また、持久力よりも瞬発力に優れた体質のため、以下のような運動が効果的です。
男性は「見た目の変化」が出やすいため、継続モチベーションを保ちやすいのも利点です。
■ 女性に効果的な運動とは?
女性は男性より筋肉がつきにくく、ホルモン変動による浮腫みや冷え、脂肪の蓄積が起こりやすい体質です。代謝アップを目的にするなら、以下のような運動がおすすめです。
女性は筋トレと聞くと「ムキムキにならないか心配」という声もありますが、女性ホルモンの作用で極端な筋肥大は起こりにくいので、安心して取り組んでOKです。
■ 男女ともに大事なのは「習慣化」
代謝を高めたいなら、性別に関係なく最も重要なのは「継続できることを選ぶ」ことです。どんなに理論的に正しい運動でも、3日坊主では意味がありません。
まずは“小さく始めて大きく育てる”ことが成功のコツです。
男性と女性では、筋肉の量もホルモンの働きも、基礎代謝の数値も違います。だからこそ、「自分の体質に合った運動」こそが、代謝アップの近道です。
無理なく、気持ちよく、続けられるスタイルで。
代謝を味方につければ、太りにくく、疲れにくい、軽やかな毎日がきっと待っています。
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